みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をポルトガル語でお伝えしています。今回が第82回です。
今回は、新型コロナウイルスの第8波と自宅療養などを支援する群馬県健康フォローアップセンターについてお話します。
新型コロナウイルスについて、ブラジルでは感染の増加傾向が続いています。また、米国では、新たにオミクロン株の一つのXBB.1.5 の感染が急速に広がっています。
日本の感染状況は第8波に入っており、感染者数の多い状況が続いています。特に重症者や死亡者が増えており、群馬県でも感染者数と死亡者数は過去最高を更新しました。群馬県の新型コロナ警戒レベルは、1月もレベル2が継続になっています。人と近くで話すときはマスクを着用し、ホームパーティや大人数で食事をしたりお酒を飲む場合などは、大声で話さない、話すときはマスクを着用する、人と人の距離を空ける、などをして感染に注意をしましょう。また、高齢者や基礎疾患のある人は感染に特に注意が必要です。
ワクチン接種がとても大事な対策になります。オミクロン株対応ワクチンを早めに接種しましょう。2回目接種を終えた人、3回目接種を終えた人、4回目接種を終えた人で、それぞれ接種から3か月が過ぎた人が対象です。ワクチン接種は3月31日まで無料です。
群馬県では健康フォローアップセンターを設置し、自宅療養する人を支援しています。感染した人のうち、①65才以上の人、②入院が必要な人、③重症化リスクがあり、かつコロナ治療薬または酸素投与が必要な人、④妊婦のいずれかに該当する人については、病院から保健所に「発生届」が出ます。自宅療養になった人は、県健康フォローアップセンターまたは保健所が健康観察をします。
「発生届」の対象外の人や、自己検査で陽性が判明した人で症状が軽いなどで病院に行かない人は、群馬県ホームページから陽性者登録フォームへの登録を自分でしてください。県フォローアップセンターが、健康相談、食料品などの生活支援、体調悪化時の病院の案内、宿泊療養施設の入居調整などを行います。
一方で、新型コロナと並行してインフルエンザの流行が始まっています。インフルエンザのワクチン接種を早めに受けて下さい。
新型コロナウイルスにかかっているか心配になった場合、027-212-0010へ電話をしてください。1日24時間、365日の対応をしています。ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語など、19の言語に対応しています。また、新型コロナウイルのスワクチンについてわからない場合は、0570-783-910に電話してください。これも1日24時間、365日の対応です。コロナ以外についてもいろいろと困ったことについては、群馬県の「ぐんま外国人総合ワンストップセンター」(電話027-289-8275)に相談してください。祝日や年末年始以外の月曜から金曜の9時から17時まで相談できます。
今日の放送の内容は以下のホームページで、文章でも知ることができます。
https://jp-ed-gcommunity.jimdofree.com/
来月の放送予定は2月17日(金)の朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。