みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をスペイン語でお伝えしています。今回が第91回です。
今回は、インフルエンザの流行とワクチン接種についてお話します。
全国でインフルエンザの感染が増加しており、群馬県でも増加しています。学校での学級閉鎖も増えています。
インフルエンザ゙は、従来は冬に流行するのですが、今年は夏の間も感染が継続する異常な状態が続いてきました。これまでの新型コロナの流行の3年間は、みなさんが感染対策をしていたことがインフルエンザ対策にもなって、インフルエンザに感染する人の数は抑えられてきました。そのためインフルエンザの免疫を持つ人が少ないため、夏場もインフルエンザに感染が続いてきたと言われています。
これから冬に向かって大きな流行が懸念されます。予防には、手洗いやうがいをすること。そして、咳をする時はマスクやティッシュ、ハンカチ、服の袖を使って口や鼻をおさえることが有効です。基礎疾患がある人、小さいお子さん、高齢者は、特に体調管理に気をつけましょう。
65才以上の人には、インフルエンザ予防接種が行われています。それらの人にはお住いの自治体から予防接種の接種券が届いています。ワクチンは重症化を防ぐ有効な対策です。料金は自治体によって違いがありますが、例えば伊勢崎市では、1,000円です。
また、新型コロナについても、以前より感染者数は少ないですが、感染は続いています。ウイルスがさらに変異を続けていて、新たに変異をしたウイルスが出てきています。今年の冬に向けて第9波が起きる可能性が高いと言われています。
基本的な予防は、インフルエンザと同じように、手洗い、うがい、咳の飛沫の注意です。また、ワクチン接種が重症化を防ぐのに有効です。秋開始のワクチン接種が9月20日から始まっています。対象は、初回接種(1回目と2回目。乳幼児は、1回目~3回目)を終えた生後6か月以上の全ての人です。料金は無料です。お住いの自治体から接種券の郵送が開始されています。
いろいろと困ったことについては、群馬県の「ぐんま外国人総合ワンストップセンター」(電話027-289-8275)に相談してください。祝日や年末年始以外の月曜から金曜の9時から17時まで相談できます。
今日の放送の内容は以下のホームページで、文章でも知ることができます。
https://jp-ed-gcommunity.jimdofree.com/
来月の放送予定は11月24日(金)の朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。