みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をスペイン語でお伝えしています。今回が第81回です。
今回は、年末年始の時期の、新型コロナウイルスとインフルエンザの感染の拡大への注意についてお話します。
新型コロナウイルスについて、ブラジルやペルーでは再び感染が増加傾向になっています。日本でも感染が再び増加しており第8波に入ってきていると言われています。第7波はオミクロン株の変異株BA.5が主流だったのですが、今の増加は新たな変異株BQ.1系統に置き換わってきています。BQ1系統は感染力がさらに強くなっていると言われています。群馬県の新型コロナ警戒レベルは、12月もレベル2が継続になっています。人と近くで話すときはマスクを着用し、ホームパーティや大人数で食事をしたりお酒を飲む場合などは、大声で話さない、話すときはマスクを着用する、人と人の距離を空ける、などをして感染に注意をしましょう。また、高齢者や基礎疾患のある人は感染に特に注意が必要です。
これから年末年始で、人が集まる機会が増えるので、イベントや会食では感染対策をきちんとしましょう。体調が良くない時は参加しないようにしましょう。
ワクチン接種がとても大事な対策になります。新型コロナは過去2年間、年末年始には流行しています。感染拡大に備え、オミクロン株対応ワクチンを早めに接種しましょう。2回目接種を終えた人、3回目接種を終えた人、4回目接種を終えた人で、それぞれ接種から3か月が過ぎた人が対象です。
12才になっていない子どもについては、5才から11才の子どもは小児用のワクチンを、生後6か月から4才の子どもは幼児用ワクチンを接種するよう努めなければなりません。
以上、いずれのワクチン接種も2023年3月31日まで無料です。
また、第7波を上回る感染拡大が生じた場合は、医療機関をすみやかに受診できない可能性も考えられます。発熱などの体調不良時に備えて、あらかじめ薬局などで新型コロナの抗原検査キットや解熱鎮痛剤を購入し、自己検査やセルフケアの準備をしておきましょう。
季節は冬に入っており、懸念されているのが、インフルエンザの流行です。新型コロナと同時の流行になってしまいます。インフルエンザのワクチン接種も始まっていますので、早めに接種を受けて下さい。
新型コロナウイルスにかかっているか心配になった場合、027-212-0010へ電話をしてください。1日24時間、365日の対応をしています。ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語など、19の言語に対応しています。また、新型コロナウイルのスワクチンについてわからない場合は、0570-783-910に電話してください。これも1日24時間、365日の対応です。コロナ以外についてもいろいろと困ったことについては、群馬県の「ぐんま外国人総合ワンストップセンター」(電話027-289-8275)に相談してください。祝日や年末年始以外の月曜から金曜の9時から17時まで相談できます。
今日の放送の内容は以下のホームページで、文章でも知ることができます。
https://jp-ed-gcommunity.jimdofree.com/
来月の放送予定は1月27日(金)の朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。