みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をスペイン語でお伝えしています。今回が第79回です。
今回は、新型コロナウイルスの新たな対策についてお話します。
新型コロナウイルスについて、日本でも感染が第7波のピークを過ぎ、緩やかですが減少傾向にあります。群馬県の新型コロナ警戒レベルは、レベル2から10月15日以降はレベル1になりました。ただし、まだ感染は続いていますので、人と近くで話すときはマスクを着用し、ホームパーティや大人数で食事をする場合などは引き続き特に感染に注意をしましょう。また、高齢者や基礎疾患のある人も引き続き感染に特に注意が必要です。
ワクチン接種がとても大事な対策になります。1回目、2回目そして3回目の接種をまだ受けていない人は、2023年3月31日まで無料で接種を受けられます。現在4回目接種が始まっています。これも2023年3月31日まで無料で接種を受けられます。できるだけ早く接種するようにしてください。
また、現在感染の主流であるオミクロン株に対して、従来型のワクチンよりも重症化予防効果が上回るオミクロン株対応ワクチンの接種も9月20日から開始されました。まず、4回目接種の対象者で接種を受けていない人を優先して接種が開始されました。順次その他の人にも拡大していきます。
なお、日本政府は、新型コロナ対策と社会経済活動の両立を目指して、ウイズコロナに向けた新たな方針を出しました。新型コロナ対策を、高齢者などの重症化リスクの高い人に体制を重点化するものです。具体的には、従来実施されていた感染の全数届出を変更し、重症化リスクの高い人に限定します。これにより、病院や保健所の事務の負担を軽減して、迅速な感染対策や病床の確保をしやすくします。一方で、届け出の対象にならない症状が軽い人や自宅療養が適切と判断された人は、新たに設置された群馬県健康フォローアップセンターに登録することで、支援が受けられます。健康フォローアップセンターの電話番号は、027-225-2125で、午前8時30分から午後5時30分まで、土曜、日曜、祝日も含め対応しています。
これから冬を迎えますので、懸念されているのが、インフルエンザの流行です。新型コロナと同時の流行になってしまいます。インフルエンザのワクチン接種も始まっていますので、接種を受けて下さい。
新型コロナウイルスにかかっているか心配になった場合、027-212-0010へ電話をしてください。1日24時間、365日の対応をしています。ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語など、19の言語に対応しています。また、新型コロナウイルのスワクチンについてわからない場合は、0570-783-910に電話してください。これも1日24時間、365日の対応です。コロナ以外についてもいろいろと困ったことについては、群馬県の「ぐんま外国人総合ワンストップセンター」(電話027-289-8275)に相談してください。祝日や年末年始以外の月曜から金曜の9時から17時まで相談できます。
今日の放送の内容は以下のホームページで、文章でも知ることができます。
https://jp-ed-gcommunity.jimdofree.com/
来月の放送予定は11月25日(金)の朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。